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ASDの息子が年中さんの運動会で成長したこと

ASDの子のこと
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幼稚園入園前に自閉症スペクトラム(ASD)と診断された息子。

幼稚園の年中となり、人生で2回目の運動会がありました。

去年は楽しく参加できましたが、今年はどうだったのでしょうか。

運動会練習や本番での様子についてまとめました。

 

 

 

 

 

 

 

運動会練習は乗り気じゃない?

運動会練習が始まってまもなく、息子は「かけっこは嫌だ」と言うようになりました。
なぜ嫌かというのははっきりとは言いませんが、ほぼ毎日そう言いながら登園していました。
もともと幼稚園・療育先と情報共有している中で【無理はさせない】という方針でいたため、私も息子に対して「無理しなくていいよ。できなかったら先生に教えてね」と伝えていました。
お迎えの時に先生に様子を聞くと、嫌がりながらも走っているということでしたのでひとまず安心していました。
(後々わかったのですが、どうやら練習では最初は走っていても途中で止まってしまい、その後は先生と手を繋いで走っていたようです。)

 

運動会の予行では…

息子が通っている園では、運動会の予行を見学に行くことができます。私も時間をみて見に行きました。

保護者の目が気になったのか…準備運動とダンス1はやらずにその場に黙って立っていました。

かけっこは途中まで走りましたが止まってしまい、先生と手を繋いでゴールしました。

そのあとの障害物競走・ダンス2・パラバルーン等は、笑顔で参加することができていました。

年少の時とは違って、参加できない様子も見られましたが移動や整列などは自分でしっかりとできていたので、おおむね問題ないように感じました。

 

予行終了後、先生に進行の妨げになっていないか等確認しました。参加できない種目でもその場にいることはできるので進行上は何も問題ないとのこと。

【無理はさせない】ことを再確認しました。

そして、本番の3日前…。かけっこ練習でひとりでゴールまで走りきれたそうです!

かけっこについて息子に聞いたら「負けるのが嫌」と話してくれました。

それを先生に伝えたところ、先生は息子が走る直前に「1番じゃなくても大丈夫だよ」と声をかけてくれたとのことです。

きっとこれが大きな安心感につながったのだろうと思います。

私達親からも「1番じゃなくてもいいんだよ」と話してはいましたが、幼稚園でもそう伝えてもらったのが本人にとって良かったのだろうと推測します。

 

先生方には本当に感謝しかありません。

一歩ずつ、少しずつ成長しているのを感じました。

 

 

運動会本番!

当日はもう本当に一言でいうとバッチリ!でした。

すべての種目に笑顔で参加し、かけっこも一人でゴールまで走り切りました。順位は最後の方でしたが負けても泣いたり拗ねたりすることもありませんでした。

 

運動会を経て

運動会終了後は、本人なりに達成感等あったのかとても笑顔で楽しそうにしてて心底安心しました。

運動会の話をしていたら息子が言いました。

「1番になれなくても大丈夫」

「失敗しても大丈夫」

 

勝ち負けが分かるようになってからは負けることがあるととても落ち込むようになり、いくら親が「大丈夫だよ」「負けてもいいんだよ」等伝えても「でもダメなんだよ…」と泣いたり拗ねたりする子でした。

そんな子があっけらかんとこの言葉を言ったことに、とても驚きました。

 

今回の運動会で、息子の心が成長したのを確かに感じました。

これからも様々なことを経験していきます。色々なことを吸収して少しずつ心を成長させていってほしいです。そのために適切な声掛けなど、親である私たちがサポートを頑張りたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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